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鶏眼(魚の目)に対してインソール調整で対応した事例


80代男性。脳梗塞、不整脈にてペースメーカー留置

両足鶏眼(後述)あり、痛みの影響で自宅内移動が不安定となっていた。担当ケアマネジャーより紹介あり、訪問リハビリテーション開始となる。

両足裏に鶏眼あり。歩行時の足裏痛から屋内歩行は歩行器利用も不安定。連続歩行距離は5m程度。屋外歩行は車椅子介助。デイサービス、訪問看護も利用。

ご家族の支援が手厚い。状態改善に前向き、インソールなど環境変更に理解がある。

鶏眼による痛みの改善、痛みによる活動量低下、筋力低下、歩行不安定性の改善

①足裏の状態評価 ②インソール選定、フィッティング ③運動療法 ④痛みの再評価

※①~④を訪問毎に実施し、痛みの出ないインソールを作成した。

鶏眼部を除圧する形でインソールを作成したことで、歩行時の足裏痛の改善が得られた。痛みが改善したことで活動量が増え、体力や筋力、歩行安定性が向上した。ご家族支援を受けながら外出も週1回程度行えるようになった。

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